食洗機には手洗い用の食器用洗剤は使うことができません。
食洗器には専用の、食洗機用洗剤を使用しないと故障の原因になりますのでしっかり選んでいきましょう。

なぜ食洗器用の洗剤を使わないといけないの?
食洗機の取扱説明書には
「必ず、食器洗い乾燥機専用洗剤をお使いください。」
というように必ず記載されています。
理由は
「台所用液体洗剤を使うと、泡が多量に発生する、水漏れ、故障の原因となる」
となっており、食洗機用と手洗い用は似ているようですが、異なるものという事を理解しましょう。
主な汚れの種類と汚れとなる食品
・ご飯、スパゲッティー、うどんなどのデンプン汚れ。
・卵、肉汁、さしみ、マヨネーズなどのたんぱく質汚れ
・ステーキ、天ぷら、魚、ドレッシングなどの油脂汚れ
・茶渋、ケチャップ、カレー、果汁などの色素汚れ
食洗機用洗剤と手洗い用洗剤の違い
・食洗機用洗剤
食洗機用洗剤は、デンプンやタンパク質を落としやすくするために「酵素」、色素を酸化分解させるために「漂白剤」、油汚れへの「界面活性剤」などの成分により洗浄します。
機械で洗うため、強い薬剤が使用でき、泡立たないようにもなっています。
・手洗い用洗剤
食洗機のように高温の洗浄水が使えない手洗い用洗剤は、界面活性剤が主成分の洗剤を使用します。界面活性剤は大変泡立ちがよく、汚れを浮かして落とします。また、手で洗うので強い薬剤は使えません。
出典:P&G、日本食品洗浄剤衛生協会

食洗機用洗剤の形状と特徴
今販売されている、主な形状として、粉末、ジェル、ジェルタブレット、タブレットなどのタイプがあります。
高温の水を使用し、洗浄するので、溶け残りの心配をしなくても良いかと思われます。
メリット | デメリット | |
粉末・ジェル | 低コスト 細かい量の調節可能 | 軽量の手間がある |
タブレット系 | 楽に投入できる | 高コスト 量の調節が困難 |
それぞれメリット、デメリットを把握したうえで購入することをお勧めします。

さいごに
ここまで様々な商品があると、何を選べばいいか迷ってしまいます。
基本的には、どれを使っても満足できるように成分が配合されているなという印象でした。
コスト、使いやすさ、使用頻度、環境への配慮の考え方などを考慮して選んでみてください。
